日本油化工業 » 製品 » 燃料油添加剤 » 低硫黄燃料油用潤滑性向上剤
製品名 |
ユニック 700LS |
ユニック 750LS-F |
荷姿 |
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用途 |
潤滑性向上剤(LSGO・LSDO) |
潤滑性向上剤(LSGO・LSDO) |
効果 |
燃料油の低潤滑性による |
燃料油の低潤滑性による |
ユニック 750LS-Fは、一般財団法人日本海事協会(ClassNK)の鑑定書を取得しました。
(鑑定書を見る)
ユニック 750LS-Fは、特許を取得しました。
登録番号:第6371687号、発明の名称:燃料油の防カビ性および潤滑性を向上させる組成物
燃料油の潤滑性は、一般にHFRR試験による磨耗痕径が小さい程良好とされており、エンジンメーカーはHFRR試験磨耗痕径460~520μm以下の燃料油の使用を推奨しています。しかし現実にはこの値を上回る低潤滑性の燃料油が供給され、燃料噴射ポンプ、ギアポンプに係わるトラブルが発生しています。
ユニック 700LS、ユニック 750LS-Fを低硫黄の軽油やA重油に添加することにより潤滑性が大きく改善され、燃料噴射ポンプやギアポンプの異常磨耗や膠着を防ぐことができます。
軽油の潤滑性の指標の1つであるHFRR試験では、磨耗痕径が約600μmの低硫黄軽油に対し、ユニック 700LS、ユニック 750LS-Fを 400ppm添加することにより、磨耗痕径はエンジンメーカーが推奨する460μm以下になります。(次のグラフをご参照下さい。)
硫黄分0.1%以下の燃料油に対する両添加剤の推奨添加率は、ユニック700LS、ユニック750LS-F共に400ppm(1/2500)です。
<2種類の低硫黄軽油(LSGO)に対する ユニック 700LS、ユニック 750LS-Fの添加率とHFRR値の関係>
燃料油の低潤滑性について興味をお持ちの方、低潤滑性の燃料油によるトラブルでお困りの方は、お気軽にお問い合わせ下さい。
また2種類の他社品と性能試験を行った結果、ユニック700LS、ユニック750LS-Fの優れた潤滑性向上性能が確認されました。 (次のグラフをご参照下さい。)
<試験条件>
ブランク燃料油に低硫黄燃料油を使用。他社品の比較は各社の推奨添加率を採用。
他社品A=1/3000 他社品B=1/5000
防カビ効果 (ユニック750LS-F)
軽油やA重油の燃料油タンク内は、燃料油中や壁面に水の相が存在するとカビが発生し、カビスラッジとなって燃料油系統の閉塞をもたらすことがあります。
ユニック 750LS-Fは、潤滑性向上効果に加え、防カビ剤「デストール」と同等の防カビ効果を有しています。
燃料油の低潤滑性について興味をお持ちの方、低潤滑性の燃料油によるトラブルでお困りの方は、お気軽にお問い合わせ下さい。